あいちの会NEWS
あいちの会NEWS
あいちの会NEWS
あいちの会NEWS

50号

ご挨拶

令和7年6月7日に総会が開催され、令和6年度事業報告・決算報告、令和7年度事業計画・予算等が承認されました。
令和6年度はコロナ空けで社会活動がほぼ正常化している中で、あいちの会の活動はコロナ前と比べて8割程度の回復となっています。イベント参加など対外的な活動はほぼ戻りつつあるものの、献血ルームでのボランティアによるドナー登録の呼びかけ等まだ全く再開されていないものもあり、資金集めなど、今後の活動を正常化するにあたり課題は山積しています。
一番の課題はボランティアそのものの高齢化であり、イベント等で活動していただけるボランティアが全く足りていません。また、昨今の異常気象による暑さの影響で、屋外での活動が制限されるケースも多くなり、ボランティアの健康管理を考えても若い人財の育成が急務となっております。
骨髄バンクの県内の新規登録者数について、コロナ前は年間 1,800 人を超えていましたがコロナ禍には1,000 人を割った時もありました。登録会等が復活したことに伴い、昨年度は 1,339 人と、再び 1,000 人を超えることが出来ました。しかし登録者の高齢化に伴い、55歳のお誕生日を迎えて卒業される方が新規登録者数を超え、登録者数は減少傾向にあります。一人でも多くのドナーさん(特に若い方)に積極的に呼びかけていく必要があります。献血ルームでの呼びかけももちろんですが、近年の若者の献血離れもあり、大学や高校など、もっと言えば将来の献血者候補、ドナー候補としての、小・中・高校生への呼びかけも今後重要になってきます。
二番めの課題は資金集めです。皆様方の温かいご支援を賜り、今まで 37 年間、なんとか破産することなく活動を行うことが出来ました。またコロナ時にはご寄付をいただくも、活動をすることが出来ずに、数年間、収支が黒字になったこともありました。ここ数年は活動も徐々に再開することが出来るにしたがい、赤字額も増えてきています。今の活動を継続しているだけでもあと数年で破産してしまいます。今年度の目標である、若年層の登録拡大を目指すにも、さらなる資金が必要となってきます。ホームページのリニューアルも昨年度末に修了し、ホームページからのご寄付を受け付けることが出来るようになりました。
一人でも多くの患者さんを救うことが出来るよう、今後も皆様方の温かいご支援・ご寄付をよろしくお願いいたします。

理事長 北折健次郎

寄付者名簿 2025年2月~2025年6月 多くの方のご協力に深く感謝申し上げます(敬称略・順不同)

氏名・団体名 金額
2 北折健次郎1,058
東海ろうきんNPO寄付システム37,200
高坂久美子10,000
渡辺悦子10,000
上田一仁20,000
光ヶ丘女子高等学校7,489
3 加藤武彦10,000
中神立善5,000
(公財)毎日新聞大阪社会事業団700,000
東海ろうきんNPO寄付システム37,300
氏名・団体名 金額
4 東海ろうきんNPO寄付システム37,200
鈴木敏生10,000
5 今泉博充10,000
東海ろうきんNPO寄付システム37,000
匿名10,000
6 水谷旬子10,000
竹内みどり50,000
木舩有二3,175
東海ろうきんNPO寄付システム37,000
黒田好志子100,000
丹羽哲久10,000

活動紹介 【「小児がん征圧募金」の集い・贈呈式に出席しました。】

3月14日(金)、毎日新聞大阪社会事業団にて開催された「小児がん征圧募金」の集い・贈呈式に出席してきました。
毎日新聞の「生きる 小児がん征圧キャンペーン」に寄せられた「小児がん征圧募金」を毎年、患者さんやご家族の支援、研究に取り組む団体、医療機関などに寄付、2024年度は12団体に寄付されました。
大阪社会事業団は1999年からこの活動が始まり、当会は20年以上にわたりご支援、ご寄付いただいています。
「小児がん征圧募金」にお気持をお寄せいただい方々のおもいを大切に、患者さんやご家族のお力になれるよう使わせていただきます。
当日は10団体が参加、病気と闘っている子どもたちやご家族のため、日々活動している団体の方々と交流、活動の様子を伺い、子どもたちの笑顔を想像することができました。
皆様の活動に対するおもいも伝わり、パワーをいっぱいいただいて名古屋に帰ってきました。今後も多くの子どもたちやご家族の笑顔と出会える事を願い活動を続けてまいります。

活動紹介 【設立35周年2025全国骨髄バンクボランティアの集いin名古屋】

5月24日(土)、名古屋市立大学医学部桜山キャンパス 病棟・中央診療棟3階ホールにて全国協議会主催「設立35周年2025全国骨髄バンクボランティアのいin名古屋」が開催されました。
第一部の式典では、来賓の方々から温かい祝辞を頂戴し、ご支援いただいている団体様へ感謝状をお渡ししました。
「白血病と言われたら」第7版の完成発表もありました。第二部では、「患者・患児を取り巻く環境の把握と今後のボランティア活動における協働」と題し、愛知県、名古屋市、愛知こどもホスピスプロジェクト、仕事と治療の両立支援ネットーブリッジの方々にご登壇いただきました。
理事長と事務局長の進行により、各団体の活動についてご紹介いただき意見を交換しました。
興味深い内容で気づきの多い機会となりました。第三部は20年以上にわたって骨髄バンク、当会の活動を支えてくださっている「名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校」(NSM)の皆様の取り組みが紹介されました。
学生さんからは温かいメッセージをいただき、NSMゴスペルアンサンブル「明日への扉」と手話を取り入れた「星空のベッド」の2曲の歌もご披露していただきました。
心のこもった迫力のある歌声で会場全体が感動の渦に巻き込まれました。
参加された皆様が骨髄バンクの活動をより深く知り、患者と取り巻く環境についても様々なことを考え、骨髄バンクの活動が多くの方々により支えられていることに心を動かされた時間となりました。※写真はNSMの皆様、笑顔がステキです。

活動紹介 【西尾市立看護専門学校で説明会と語りべ・ドナー登録会】

5月9日(金)西尾市立看護専門学校にて説明会と語りべ、その後ドナー登録会が行われました。
毎年8月に開催されますが今年は時期が早まっての開催でした。始めにDVDを観ていただいた後、西尾保健所から登録についての説明がありました。
説明が終了したところで造血幹細胞移植について、また骨髄バンクの現状や課題をお伝えし、その後は患者さんからもお話いただきました。
発病してから現在に至るまでの思いを語っていただき、また将来看護師として患者さんと関わる学生さんに向けての思いなどもお話いただきました。
90分間の説明会、語りべ終了後は私たちも教室を出て献血会場へ移動、ドナー登録会を行いました。
登録希望の学生さんは既に説明済み、申込用紙の確認と記入を受付で行いました。
今年は6名の学生さんが登録してくださいました。同校では毎年、説明会・語りべ・登録会を同日に行っています。
お話を聞いていただき心が動き登録に至る。若い方々のお気持が伝わる一日でした。

活動報告 2025/2~2025/6

実施日 活動内容 実施場所
2/8(土)造血幹細胞移植拠点病院セミナーあいちの会事務所(ウェブ参加)
2/15(土)全国協議会東海北陸ブロックセミナーじゅうろくプラザ 研修室1
2/19(水)知立ライオンズクラブ例会・講演碧海信用金庫 知立支店
2/25(火)全国協議会第2回役員選考委員会全国協議会事務所
2/26(水)一宮ライオンズクラブ登録会打合せ一宮市民会館
2/27〜3/1第47回日本造血・免疫細胞移植学会大阪国際会議場
3/5(水)全国協議会第2回役員選考委員会全国協議会事務所
3/14(金)2024年度「小児がん征圧募金」の集い・贈呈式毎日新聞大阪社会事業団
3/17(月)名古屋市内献血ルーム挨拶市内献血ルーム4か所
3/24(月)中部大学生命保健科学部保健看護学科説明会・語りべ中部大学
3/28(金)全国協議会第3回役員選考委員会あいちの会事務所(ウェブ参加)
4/19(土)2025年度第1回 ボランティアミーティング名古屋市市民活動推進センター 集会所
4/24(木)「ボランティアの集い」会場下見名古屋市立大学医学部桜山キャンパス 病棟
4/25(金)イオン「幸せの黄色いレシートキャンペーン」贈呈式イオン熱田店
4/26(土)名古屋市立工芸高等学校 勉強会名古屋市立工芸高等学校
4/26(土)「愛知こどもホスピスP」2周年記念シンポジウムウインクあいち 小ホール
5/3(土)愛知県学生献血連盟2025年次総会 講演愛知県赤十字血液センター 1階研修室
5/9(金)西尾市立看護専門学校 説明会・語りべ西尾市立看護専門学校
5/13(火)ドナー登録会打合せ小島プレス工業(株)労働組合
5/17(土)2025年度第1回理事会あいちの会事務所(ハイブリッド開催)
5/18(日)2025中部ウォーカソン名城公園
5/19(月)ドナー登録会打合せ真清田神社
5/24(土)2025全国骨髄バンクボランティアの集いin名古屋名古屋市立大学医学部桜山キャンパス 病棟・中央診療棟3階ホール
5/25(日)全国骨髄バンク推進連絡協議会総会・情報交換会愛知医療センター名古屋第一病院 内ケ島講堂
5/26(月)日本福祉大学看護学部 講演会日本福祉大学東海キャンパス
6/7(土)2025年度通常総会あいちの会事務所(ハイブリッド開催)
6/26(木)献血推進担当者会議及び献血推進リーダー研修会愛知県自治センター

ドナー登録会報告 2025/2~2025/6

実施日 実施場所 人数
2/4(火)衣浦東武保健所0人
2/5(水)知立市役所0人
2/8(土)イーアス春日井10人
2/12(水)桜丘高校11人
3/1(土)ウイングタウン岡崎2人
3/4(火)北名古屋市役所西庁舎 1階ロビー1人
3/8(土)名古屋観光ホテル3人
3/12(水)碧南市役所4人
3/16(日)イオンモールナゴヤドーム前
(スプリング献血キャンペーン)
3人
3/29(水)一宮市民会館5人
4/7(月)中部大学9号館1階ロビー9人
実施日 実施場所 人数
4/8(火)中部大学9号館1階ロビー4人
5/9(金)西尾市立看護学校6人
5/24(土)パークアリーナ小牧(小牧産業フェスタ会場)4人
5/25(日)パークアリーナ小牧(小牧産業フェスタ会場)0人
5/25(日)しばふ広場(おいでん祭)0人
6/7(土)市民四季の森(バラ・アジサイまつり会場)4人
6/13(金)新城市役所1人
6/20(金)瀬戸市役所6人
6/23(月)中京大学豊田キャンパス2人
6/25(水)小島プレス工業株式会社高岡工業0人
6/26(木)小島プレス工業株式会社本社3人

活動内容

今までの当会のホー ムペー ジは、活動内容は文章のみの報告や、会報についてはPDFでの提供の ため、PCからではないと見づらい状況となっていました。
今回のリニュ ーアルでは、スマホからも見られるように、会報も含めてテキストで提供できるようになりました。
二次元コードから活動内容が見られます。

MONTHLY JMDP(2025年6月15日号)から

日本骨髄バンクの現状( 2025年5月末現在)
   4月 5月 現在数 累計数
ドナー登録者数3,2502,906563,8851,001,074
患者登録者数2191891,74671,357
採取数(骨髄)585727,156
採取数(末梢血幹紺胞)22252,507
採取合計808229,663
<年代別ドナー登録者数現在数>
 10代   5,125人
*5月の10代の新規登録者 686人
 20代  98,672人
 30代  137,625人
 40代  209,196人
 50代  113,267人
愛知県の現状  全国累計・移植数 29,843件、採取数29,867件
愛知県登録者数(5月)
登録数取消数増減累計
8499-1521,392
愛知県移植患者・提供者実施者数(5月末現在)
患者
居住地
移植数提供者
居住地
採取数
1,7342,3791,7142,054
<5月区分別ドナー登禄者数>
献血ルーム:583人
献血併行型集団登録会:2,277人
集団登録会:0人
他 :46人

事務局だより

※ 中部ウォーカソン様よりお支援いただき、ホームページがリニューアルしました。それに伴い今まで更新できていなかったお知らせ、活動報告など褐栽することが出来ました。また、会報も「字が小さくて読みづらい」というご意見もいただいていましたので、レイアウトなども変えて読みやすくしてみました。が、まだまだ改善点はあるかと思いますのでしつくりいくまではいろいろスタイルを試みたいと思います。ご意見、ご感想などありましたらご連絡いただけれると嬉しいです。
※ 全国協議会主催の「設立35同年2025全国骨髄バンクボランティアの集いin名古屋]が開催され、全国のボランティアさんたちとお会いすることが出来ました。同じ思いで活動する仲間との再会は嬉しいものです。「また、頑張ろう!」つて気持ちになれました。患者さんの笑顔と出会える事を願って ・・・。
※ 皆様方のご協力のもと、2024年度も無事終了し、2025年度通常総会も終え、名古屋市へ事業報告書等も提出、チョッとだけホッとしています。というのも束の間(?)、今年度は認定更新の為、そろそろ準備に 入ります。認定特定非営利活動法人の認定有効期間は5年です。あっという間の5年を毎回迎えているような気がしています。皆様方からいただくご寄付で当会の活動は成り立っています。いただいたご寄付はしつ かり管理をし大切に使わせていただき、一人でも多くの患者さんやご家族のお))になれればと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

50号(10.5MB)

画面をクリックするとpdfが開きます

あいちの会NEWS

ネットからの
 寄付金のお願い